2019年6月4日火曜日

木彫に関する用語 

木を彫る上で様々な技法があります。それらの用語についてまとめました。

木彫には彫刻刀を使います。彫刻刀の種類ごとにその用途や特徴を説明しました。

(1)丸刀:広い面を彫る。柔らかい線をつくる。
(2)平刀:広い面を彫る。ぼかすような表現ができる。
(3)三角刀:細くて鋭い線をつくる。
(4)切り出し(刀)細かい線をつくる。文字や輪郭線を彫ることができる。

木の彫り方の方法について説明したものです。それぞれ陰刻と陽刻といいます。
(1)陰刻:輪郭線の周りを残し、輪郭線を彫る彫り方。
(2)陽刻:輪郭線を残しつつ、その周りを掘り下げる彫り方。


木彫での彫り方について説明しました。それぞれの彫り方の種類について説明します。
(1)石目彫り:刃の丸みでを生かし細かい石垣のように模様を彫ります。
(2)線彫り:線の上やその周囲について彫り、線の調子を生かす彫り方です。
(3)かまぼこ彫り:仕切り線の内側部分をなだらかに角を丸くする彫り方です。
(4)薬研(やげん)彫り:薬をくだく薬研という道具の形(V字型)に彫る彫り方。
(5)浮き彫り:線彫りのあと周囲を彫り、中央を高くする彫り方です。
(6)片切り彫り:たて込み(60°程度)をして、その逆から仕切りを入れる彫り方。
(7)菱合い彫り:片切り彫りを2つつけ、中央に三角の山ができる彫り方です。
(8)面取り:木の角を削って面を作る彫りをいいます。





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