2019年6月15日土曜日

遠近感の表現法の練習問題

遠近法について理解できたでしょうか。下の練習問題で確認してみてください。

1.次の文はさまざまな遠近法に関する説明文です。何という遠近法かそれぞれ答えよう
1)この図法は、二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに縦になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

2)消失点となる点が水平線上のある一点に集まっていく描き方です。道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。

3)遠くのものは濃い色ではっきりと描き、遠くにあるものは薄い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。

4)1つの水平線の両方の端に消失点がひとつずつある図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

答え 1)三点透視図法、(2)一点透視図法、(3)空気遠近法、




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