2018年6月23日土曜日

構成美の要素とは

さまざまなものの形、色や材質などをそれぞれ「要素」といいます。そしてそういったものを作り出すことを「構成」といいます。美術ではこれらを盛んに利用して絵やデザインがつくられています。すでに絵を描いている人は、ほとんど意識しないで使っている手法ばかりです。

形や色を組み合わせて、並べたり組み合わせたりして絵画、彫塑、デザインを作るための重要なものばかりです。

ここでは色面の構成美の要素についていくつか紹介します。

対称(シンメトリー)
小学校や中学校の数学の図形のところで出てきた線対称や点対称のことです。美術では左右を対称にしたり、180度回転させたりすることで生じる効果を利用します。
シンメトリー

律動(リズム)
色や形などが連続して変化していく様子を描いたり、③のリピテーションの繰り返しの一部を工夫して動きや変化を加えたりして表します。
リズム

繰り返し(リピテーション)
基本的な形を画面上に配置して画面全体に変化が出るように工夫して並べます。
リピテーション

階調(グラデーション)
よく使う色面の技法のひとつで、色や形をある基準で変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものが使われます。
グラデーション

対比・対立(コントラスト)
反対の形や色を組み合わせることで、いずれも引き立て合う効果をねらう表現です。
コントラスト

比率・割合(プロポーション)
大きさや形を縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。
プロポーション

強調(アクセント)
単調な構成をある一部分のみ色や形を変化させて、注目させて全体に締まった感じにする効果を出ます。
アクセント

つり合い(バランス)
形や色を組み合わせて左右は違うけれども、つり合いが取れている状態をつくります。左右が全く同じなら①の対称になります。
バランス




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中学 実技4科 得点UP問題集: 内申書で差がつく (中学得点UP問題集)

2018年6月22日金曜日

色に関する練習問題

色についてよく理解してから、下の問題を解いて色について確認しましょう。

問1.下の図の1,3,5に入る色の名称をそれぞれ答えよう

色相環

  答え 1黄緑 2緑みの青 3紫 4赤 5黄みのだいだい

2 上のような図を何といいますか。また4の色の補色は何色か答えよう。

  答え 色相環(しきそうかん)、あおみどり

問3.上の図で2番のすぐ上隣りの色を絵の具で作りたいときに、混合すべき色を選ぼう。
 (1)きみどり (2)あか (3)みどり (4)むらさき (5)だいだい

  答え (3)
  解説 みどりみのあおから、あおみどりをつくるので、みどりをさらに加えます。

4次の問い適語を答えよう
 (1)色料の三原色をいずれもあげよ
 (2)色光の三原色をいずれもあげよ
 (3)(1)の3色を混合すると何色になりますか。
 (4)(2)の3色を混合すると何色になりますか。

  答え (1)シアン、マゼンタ、イエロー (2)レッド、グリーン、ブルー (3)黒 (4)白

問5.つぎの①~⑤の文の下線部で正しいものには○、間違いには×をつけよう
 ①彩度は色の鮮やかさの度合いです
 ②の三原色は、レッドマゼンダ、ブルーで
 ③明度とは、「赤みの色」、「青みの色」などの有彩色の色みを表す言葉です
 ④暗清色とは、白、黒、灰などの色みをもたない色を表す言葉です
 ⑤三原色は、他の色を混ぜてもつくることのできない色を表す言葉です


 答え ①○ ②×(マゼンダ ではなくグリーン) ③×(明度ではなく色相) ④×(暗清色ではなく無彩色) ⑤○

2018年6月20日水曜日

配色の工夫

美術では色の学習をします。色使いはさまざま使っているうちに効果的な表現を身につけられるものです。その一方で原理を知っていると描く際に役に立つことがあります。

色を組み合わせると様々な効果が現われます。絵を描く際やポスターのデザイン、イラストを描く際にこうした配色に工夫を試みてみると、効果的に表現することができます。


それでは下の図を見てください。
色の感じ方


このようにふたつずつ並べてみるとそれぞれの色の組み合わせで感じ方が異なることがわかります。重い感じや軽い感じがする色、涼しい感じ(寒色)や暖かい感じ(暖色)がする色の組み合わせなどです。

例えば扇風機とこたつの宣伝をそれぞれする際に、どういった広告の色あいにするといいか想像がつきませんか。

それから弱い配色と、強い感じがする配色があります。彩度が高いと強い、コントラストの大きい表現をすることができます。

そして後退色と、進出色。これも色の組み合わせ次第でどちらに色が進んでいくか決めることができますね。


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