2019年6月29日土曜日

ドライポイント練習問題2

ドライポイントについての練習問題をさらに作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢がある場合には正しいほうを選ぼう。

(①凸 凹)版のドライポイントは、じっくりつくることのできる版画の方法のひとつです。同じく凹版で、(②シルクスクリーン エッチング)という手法もありますが、薬品を使ったり、手順が多かったりで少し難しいです。

その点、ドライポイントは(③銅版 塩化ビニール)などのうすい板を、先がとがった(④編み針 ニードル)で彫るという簡便さがあります。

しかも下書きした線にしたがって彫りすすめられます。さらに(⑤彫り残し   
 彫ったところ)にインクが入るので、刷り上ったもののイメージを予想しやすいです。

ニードルを使うので、非常に細かく、そして表現力豊かに彫り上げることができます。彫ったところが輪郭線のように(⑥白 黒)く表現されます。

彫る際のニードルの使い方にコツがあります。インクをしっかり彫った場所にいれるためには、ニードルをしっかり(⑦ねせて 立てて)使うようにします。

凹版ですから、(⑧彫り残した 彫った)場所にインクが入ります。したがって彫っていないところは(⑨黒 白)くなるべき場所です。

余分なところについたインクをしっかりふき取ってから、彫った場所だけにインクが残るようにします。

そして、紙とともに(⑩印刷機 プレス機)にかけて版を刷ります。刷る紙は湿らせておき、インクを吸うようにしてから刷ります。

ドライポイントは、版を直接彫りますので(⑪間接 直接)法といいます。彫りが十分でないと感じた場合にはさらに版を彫り、もう一度インクをつけてプレス機にかけるようにします。

答え ①凹 ②エッチング ③塩化ビニール ④ニードル ⑤彫ったところ ⑥黒 ⑦立てて ⑧彫った ⑨白 ⑩ プレス機 ⑪直接 



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2019年6月25日火曜日

風景画練習問題3

風景画に関して練習問題をさらにつくりました。


1.次の問いに答えよう。
(1)風景画を描く上で、広がりのある風景にしたいと思いました。つぎのどのような方法をとるといいですか。最もふさわしいものを記号で選ぼう。
 ①高い山を見上げるように描いた。
 ②水平線や地平線が、近くでは離れていて、遠くになると狭く描いた。
 ③近景を大きく入れて、遠景や中景がほとんど見えないようにした。
(2)風景画を描く上で、行ったこととしてふさわしいのはどれですか。最もふさわしいものを記号で2つ選ぼう。
 ①陰影や形を見たまま描き、見えるとおりの色をぬり、電柱や電線などもあるままに描いた。
 ②大きな看板が目ざわりだったので、構図のなかから消した。
 ③遠景だけでパノラマのような世界を描いた。
 ④アクセントがほしたかったので、点景として作業する人物も入れた。


(3)風景画を描く上での態度としてふさわしいものはどれですか。最もふさわしいものを記号で1つ選ぼう。
 ①輪郭線は自分が最もよいと決めた線なので、どんなことがあっても色がははみだすのはよくない。
 ②建物の瓦屋根は、枚数などはその建物固有のものなので、枚数なども忠実に描く。
 ③形や構図の面白さが絵を見る人に伝わるように、描き方や色などに自分なりの工夫を加えた。
 
こたえ(1)② (2)②と④ (3)③

2019年6月23日日曜日

風景画を描くとき 練習問題

風景画についても練習問題です。

問1.美術や風景画について次の文の( )に最も適する語句を下の選択肢から選んで入れよう。

(1)風景画を描くときは、なるべく早く描く(①)を決め、(②)に時間をかけ、力を出しきったほうがいいです。

描く場所は足場が(③)していることが大切です。また、画面に(④)があたらないことも大切です。

(2)描き方としては、まず手の指や見取り枠を使って風景を区切り(⑤)を決める。つねに全体と(⑥)の関係を考えながら製作を進めていきます。

また近くのものは(⑦)、遠くのものは(⑧)描いたり、補助線を使ったりして(⑨)ができるように工夫するといいです。

(3)色をつけていくときは、まず(⑩)に薄く色を塗り、しだいに色調を(⑪)ていきます。

そして色の重ね塗り(⑫)や混ぜ合わせ(⑬)を工夫し、明るい・暗いなどの表現や、(⑭)などの筆づかいの工夫も大切です。

そして何よりも大切なことは自然からの(⑮)を素直に表現し、自分が感じた色で彩色します。   

選択肢:感動 安定 生命感 新鮮 素直        
全体 部分 表現(製作)日光(太陽) 構図        
立体感 大きく 小さく 混色 重色 点描 強め弱め 場所

答え ①場所 ②表現 ③安定 ④日光 ⑤構図 ⑥部分 ⑦大きく ⑧小さく ⑨立体感 ⑩全体 ⑪強め ⑫重色 ⑬混色 ⑭点描 ⑮感動
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2019年6月21日金曜日

木彫について

木を彫ろうと思い、ケヤキがちょうど大風で太い枝が折れてしまいましたので、丸太にして木彫を使用と乾燥させています。この冬を越せば十分乾燥して彫ることができそうです。

さて、木を彫る(木彫)場合には粘土のようにはあとから付け足すことはできません。したがって構想をしっかり練ってからつくります。

構想を練るにはスケッチや調べて彫りたい形のものをよく観察したり、調べたりします。必要なところは繰り返しスケッチを繰り返してよく形を理解します。その際のポイントは立体的な形をしっかり捉えられるようにすることです。

構想画できたら、実際に彫る木に各々の方向からみた形を書き入れます。その際に木に中心線や方眼線を入れていくと形状を移しやすいです。

そのあとあら取りに移ります。のこぎりやのみなどを用いて、不必要な面や部分を削り落とします。形を書き入れた線などが消えてしまうので書き足していきます。

彫る道具は、のみ、のこぎり、彫刻刀、切り出し刀、木づちなどです。あら取りができたら、もう一度もとにしたものの形をよく観察して彫る部分がどこになるかデッサンを書き入れます。

彫る場合にはのみは刀表の面を彫り残す側にして彫ります。一面のみでなく、いろいろな面から観察して、全体のバランスをとりながら彫ります。いつでも全体の形がバランスが取れていることが大切です。


大まかな形が取れたようなら、細部の形状を彫っていきます。この場合には彫刻刀などを使うと作業しやすいです。


2019年6月20日木曜日

レタリングのポイント

昨日レタリングの練習問題をいくつか作りました。そのほかに、レタリングについては、実技がテストにある学校が多いです。

なかでも「永」の字を明朝体でレタリングする問題の間違いが多いです。

永字八法というぐらいですから、「永」の文字には、「とめ」や「はね」などの点画がこの一字に含まれています。したがって特徴のある明朝体には、よく出題されるわけです。

とくに明朝体の特徴である、横棒の右端の「うろこ」と呼ばれる三角形をつけるところは、練習しないとできるようになりません。この部分です。

比較のためにゴシック体の「永」の字が一緒に出題される学校もあります。15~20分できれいに間違いなく描くことはなおさら、大変になります。

したがって、試験前によく練習しておかないと、とても試験時間内に描ききれないことがあります。


2019年6月19日水曜日

版画を彫ろう

版画はいったん版を彫ると、インクをつけて何枚でも紙に刷ることができます。部分ごとに絵の具の色を変えたり、乾かしながら重ねて刷ることもできます。

版画には木を彫る木版画、塩化ビニル板をニードルで引っかいて描くドライポイント、銅の板にグランドをかけてニードルなどでかき取り、現われた銅を腐食させるエッチングの手法を用いた銅版画、水と油の反発を利用した平版リトグラフ、孔版のシルクスクリーンなど様々な技法があります。それぞれ特徴があり表現の幅も広いです。

今日は木版画について紹介します。木版画は木の平たい板に彫刻刀で彫って作ります。ふつうは凸版として、凸の部分にインクや絵の具をつけて、紙を置きばれんでこすってインクや絵の具を移しとります。

絵を描くのとは味わいが異なり、独特の雰囲気を出すことができます。日本では江戸時代に浮世絵が版画で多色刷りの手法で刷られるようになりました。それ以来、庶民も含めて版画に親しめるようになりました。錦絵といわれたのは鮮やかな多色刷りの浮世絵をそう呼んだからでした。

版木にする木の種類にはそれぞれ特徴があります。
シナ…とても柔らかく、版木によく用いられます。この木をベニアの合板にしたものがよく用いられます。

ホオ…この木も柔らかく、木目が目立たず、微細な表現にも向いています。

カツラ…この木も柔らかで版画に向いています。

サクラ…他よりも堅いですが、版木としては優れていて細かな表現ができます。版木としても長持ちします。

版木に刷る板材は最近は合板(ベニヤ)が多いですが、天然の木を使う場合には、板目板を使います。

輪郭線を残して彫る彫り方を陽刻といいます。白っぽく仕上がります。それに対して輪郭線を彫って周囲を残す手法を陰刻といいます。黒っぽく仕上がります。それぞれのねらいに合わせて手法を選ぶといいです。
陽刻と陰刻
陽刻(左)と陰刻(右)

彫刻刀は主に4種類を使い分けします。

切り出しは、輪郭線を彫ったり、鋭い線を表現したい場合に使います。

平刀は、一度に広い面をほることができます。かすれたような表現、ぼかしなどもあら
 わすことができます。

丸刀は、輪郭が曲線となりやすく軟らかな表現をすることができます。太い丸刀は広い面を彫ることができます。

三角刀は、鋭い線をほることができます。長い直線を彫ることもできます。

単色の木版画の方法を説明します。テーマを決めたら下絵を柔らかい鉛筆(4B程度)で描きます。裏返して版木にこすりつけます。すると鉛筆で描いた下絵を版木に移し取ることができます。その絵に対して、墨入れをします。このとき黒、白のバランスや、つながりを考えて墨入れをします。

そして彫ったあとがわかりやすいように、全体に薄い墨を塗ります。その薄い墨の部分を彫っていきます。彫りがうまくいっているかどうかは、紙を重ねて、柔らかい鉛筆で紙の上からこすってみることで、ある程度判別できます。彫り終わったら、彫った木のかすをよくかたづけてから、刷りの工程に入ります。

インクをローラにまんべんなくつけたら版木にローラーを軽く転がし、凸部にまんべんなくインクをつけます。湿らせておいた紙の角を正確に見当に合わせて重ねます。上からばれんで刷り、中心から外側に向かってまんべんなく刷ります。刷りが薄い場合には一部を重ねたまま、紙を引き上げ、版木にローラーのインクをのせて2度刷りしてもよいです。



2019年6月18日火曜日

遠近法練習問題(その2)

遠近法について練習問題の追加ができましたので投稿します。

問1.つぎの文の( )に適当な語句を入れよう。


ある風景や物体について遠近法を使って距離感や空間の広がりを感じさせるように、平面を描くにはいくつかの方法があります。
1)一点透視図法
まず一点透視図法です。( ① )点となる点が水平線上のある( ② )点に集まっていく描き方です。

道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。( ③ )の「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。


答え ①消失 ②一 ③レオナルド・ダ・ビンチ




問2.つぎの文の( )に適当な語句を入れよう。

2)二点透視図法
次に1つの水平線の( ① )の端に消失点がひとつずつある二点透視図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

3)三点透視図法
三点透視図法は、(2)の二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに( ② )になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

4)空気遠近法
最後に空気遠近法。遠くのものは( ③ )い色ではっきりと描き、遠くにあるものは( ④ )い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。


答え ①両方 ②縦 ③濃 ④薄 



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2019年6月15日土曜日

遠近感の表現法の練習問題

遠近法について理解できたでしょうか。下の練習問題で確認してみてください。

1.次の文はさまざまな遠近法に関する説明文です。何という遠近法かそれぞれ答えよう
1)この図法は、二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに縦になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

2)消失点となる点が水平線上のある一点に集まっていく描き方です。道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。

3)遠くのものは濃い色ではっきりと描き、遠くにあるものは薄い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。

4)1つの水平線の両方の端に消失点がひとつずつある図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

答え 1)三点透視図法、(2)一点透視図法、(3)空気遠近法、




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2019年6月11日火曜日

鉛筆デッサン

鉛筆でデッサンするときの方法を説明します。

デッサンはモデルや対象となるものの形や質感を、鉛筆や木炭などの画材を使って、線描で表現する技術です。

対象をよく見て、正確に形や明暗を表現していきます。その際に明暗を表すには、線の方向を考えて描きます。薄いタッチですと淡い色を表現できます。

徐々に濃い色で表現したい場合には、線描の方向を変えて線を引いていきます。

このように線を引く方向を縦だけ、縦と横、斜めを加えるという風にしていくと、濃淡のグラデーション(階調)をつくることができます。

影の表現や光の当たっている場所を見極めることは対象の特徴を捉えるうえで大切です。

ものによっては、透明なもの、柔らかなもの、光を反射するものなど、デッサンで表現するうえで工夫の必要なものもあります。











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2019年6月9日日曜日

スケッチ練習問題

スケッチに関して練習問題を作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢のある場合には正しいほうを選んで入れよう。

スケッチは、学校の先生からスケッチのねらいや注意点を授業中に説明されると思います。そのポイントをよく聞いて、必ずその( ① )で描くように題材を選びます。

自然の(②風景 構造物)ばかりでなく、家々が立ち並ぶ様子や、田園風景、道路や商店、働く(③人々 生物)を入れることもあります。さらに学校の中のさまざまな場所やそこで活動する生徒たちを含めて描くこと場合もあります。

このようにそのときどきで(④テーマ 感想)や題材があるはずです。自由に描いていいというときには、自分が日頃からここは絵に描くといいなあと見つけておくと探し回らなくていいです。

たいてい、そういった場所のなかから日陰や腰掛けて描くことができる(⑤安全 不安定)な場所を選ぶといいです。車や人通りが多い中で描くことは困難ですし、危険でもあります。そういった場所は避けるべきです。

そして、近景と遠景というふうに、遠いばかりでもなく近くばかりでもない場所は絵としてのバランスもよく、いい( ⑥ )の絵を描ける可能性があります。

いろいろな視点から風景を眺めてみることをおすすめします。日頃気付きにくい視点から描くと興味深い絵が描けることがあります。


答え ①視点 ②風景 ③人々 ④テーマ ⑤安全 ⑥構図 


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2019年6月7日金曜日

試験勉強は順序よく

まさか試験勉強に、このブログだけという人はいませんよね。「え~、これだけでいいかと思っていた。」

それじゃあ、実力はついていかないです。「どうして?」それは、たまたまこれらの問題が解けただけかもしれないからです。

「じゃあ、どうすればいいの?」こうしてください。まずは学校の先生の配られたプリントや、板書したノート、教科書などを準備して、授業をおおまかに、思い出せるか確認してください。

これこそだいじな作業です。ひととおり試験範囲で使われている用語の意味をふくめて説明できるようになれば、はじめてこのブログの問題をやってみてください。覚えられたか、理解できたかの確認ができます。


「なるほど。ひととおりながれをつかんでから、確認にブログの問題を使うんだ。」そうです。そうすれば単元のポイントがながれとともに整理されてあたまにはいります。そうすればちがう書きかたをされた問題でも解けるはずです。


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2019年6月6日木曜日

構成美の要素 練習問題

構成美の要素についての練習問題です。

1.次の問いに答えよう。

(1)ふたつ以上ある要素がおたがいに調和しているものを何といいますか。次から適するものを記号で選ぼう。
 ①バランス ②リズム ③ハーモニー

(2)ふたつ以上ある要素が、かたちや色のちがいでつりあって見えるものを何といいますか。次から適するものを記号で選ぼう。
 ①バランス ②リズム ③ハーモニー

(3)構成している要素がかたちや色が連続して変化して、動いて見えるものを何といいますか。次から適するものを記号で選ぼう。
 ①バランス ②リズム ③ハーモニー

答え (1)③ (2)① (3)②

2.次の問いに答えよう。
(1)単調に見える要素の集団の中に、それらの要素とは明らかに異なる色や色やかたちの要素が飛び込んで全体を引き締める効果のある構成を何といいますか。

(2)要素の色やかたちが、連続的に変化していく様子を表したものを何といいますか。

(3)(2)とちがい、同じ要素の色やかたちが、ならぶ様子を表したものを何といいますか。

(4)要素ごとの大きさの比例や、色の占める割合、形の比率を変えて並べたものを何といいますか。

(5)構成する要素が左右や上下などにたがいに対称な位置どうしにあるものを何といいますか。

答え (1)アクセント (2)グラデーション (3)リピテーション (4)プロポーション (5)シンメトリー


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2019年6月5日水曜日

レタリング練習問題2

レタリングに関して練習問題をさらに作りました。

1.次の問いに答えよう。

(1)文字をポスターなどにデザインすることを何といいますか。

(2)(1)の作業で用いる書体にはどのようなものがありますか。代表的な2つの書体を上げよう。

(3)横線の右隅に「うろこ」と呼ばれる形状のものがつく書体をあげよう。

(4)(3)の書体は縦線と横線ではどちらが太いですか。

(5)(1)の作業をするうえで、漢字とひらがなではどちらを少しだけ大きくするとバランスがよくなりますか。


こたえ (1)レタリング (2)明朝体とゴシック体 (3)明朝体 (4)縦線 (5)漢字


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2019年6月4日火曜日

木彫に関する用語 

木を彫る上で様々な技法があります。それらの用語についてまとめました。

木彫には彫刻刀を使います。彫刻刀の種類ごとにその用途や特徴を説明しました。

(1)丸刀:広い面を彫る。柔らかい線をつくる。
(2)平刀:広い面を彫る。ぼかすような表現ができる。
(3)三角刀:細くて鋭い線をつくる。
(4)切り出し(刀)細かい線をつくる。文字や輪郭線を彫ることができる。

木の彫り方の方法について説明したものです。それぞれ陰刻と陽刻といいます。
(1)陰刻:輪郭線の周りを残し、輪郭線を彫る彫り方。
(2)陽刻:輪郭線を残しつつ、その周りを掘り下げる彫り方。


木彫での彫り方について説明しました。それぞれの彫り方の種類について説明します。
(1)石目彫り:刃の丸みでを生かし細かい石垣のように模様を彫ります。
(2)線彫り:線の上やその周囲について彫り、線の調子を生かす彫り方です。
(3)かまぼこ彫り:仕切り線の内側部分をなだらかに角を丸くする彫り方です。
(4)薬研(やげん)彫り:薬をくだく薬研という道具の形(V字型)に彫る彫り方。
(5)浮き彫り:線彫りのあと周囲を彫り、中央を高くする彫り方です。
(6)片切り彫り:たて込み(60°程度)をして、その逆から仕切りを入れる彫り方。
(7)菱合い彫り:片切り彫りを2つつけ、中央に三角の山ができる彫り方です。
(8)面取り:木の角を削って面を作る彫りをいいます。





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