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2019年9月3日火曜日

影のつけ方

デッサンは、対象のものの形と質感、場合によっては色の違い、光の反射の具合などさまざまな要素があります。見えた通りに描く、正確に描く上ではいくつかポイントがあります。

光はふつうは、ある方向からさしてきます。部屋の中で描くにしろ、人工光源や自然光を取り入れた方向から光が差し、その反対側に影ができます。

したがって、丸い球を対象にした場合、最も明るいところを白に近い色として、その反対側の影になるところに鉛筆の線を多く入れることになります。

でもその球が、真っ黒な色の球だったらどうでしょう。その場合には材質によります。表面がつるりとして光を反射していれば、やはり、光が最も明るいところは、白っぽくなり、影の方はより黒くなります。

逆に同じ黒色の球でも、表面がざらついている材質ならば、その光が当たる部分はあまり白っぽくなく、周りと比べて少し黒味がうすい程度にえがくことになるでしょう。

そして表面が滑らかで光を反射しやすい金属の球ならばさらに複雑なことが起こります。もちろん光がもっともあたるところは明るくなります。

しかし光源の形を歪んでその球の表面に小さく描くことで、表面が金属光沢をもつようにあらわすことができます。

その周りにもその部屋においてあるもの、場合によっては描いている本人もその球の表面に描かれることになります。


こうした表現を忠実に行うことで、デッサンはよりリアルになります。ただ写真と違って、より強調したり、描く人物の個性が現れたものになります。

2017年3月20日月曜日

油絵の描き方 塗りはじめ編

油絵を描く手順を紹介します。様々な方法があるようですが、基本的な方法を紹介します。

準備
下絵の段階からイーゼルにキャンバスを立てて、いすに腰掛けて描くようにするとデッサンにくるいが生じにくいです。対象物を相対して、正面から利き手側に45度ほど(時計の1時半の方向)の位置にイーゼルを置くと描きやすいです。

筆で絵の具を塗る際に結構しぶきが出たり、絵の具をたらしたりします。由佳を汚したくない場合には古新聞かなにかで覆いをしておいたほうがよいです。油絵の具は乾くととりにくくなります。

下書き
木炭で下書きをする方法とのちに示します絵の具を薄めたもので下書きする方法があります。

木炭でキャンバスにデッサンをした場合は、定着のためにフィキサチーフを噴霧してしばらく置きます。木炭の炭はほんのちょっと触れただけであっさり取れてしまうからです。したがってすぐに着色に入らないときほど、定着をしておかないとデッサンがわからなくなるおそれがあります。

木炭を使わずにおつゆ描きといって、バーントシェンナ(茶色)などをペインティングかテルペン油で薄めたものをつくります(色は何色でも構いません。乾きが早いので、私はバーントシェンナを使います)。

これで先ほどの木炭によるデッサンのかわりの下書きに使います。しっかり絵の具がキャンバスに貼りつくように、少々力を入れながら筆でしっかりした線で描いていきます。わりと素早く乾きます。生乾きでも多少色は混じりますが描き続けて構いません。心配なときは1日おくとよいです。

着色
その後は油絵の具による着色に移ります。基本的に絵の具は最初にパレット上にどれも米粒2つ分ほど出して離して並べておきます。

そこから絵の具に同量か2倍程度のペインティングオイルをよく混ぜて色を塗り始めます。どこから塗ってもいいのですが、はじめは絵の調子をみるために面積の広いところから塗ってしまうと、早いうちに絵の全体の様子を知ることができます。

キャンバス地から絵の具がはがれにくいようにしっかり筆で押さえて塗ります。まだ下塗りぐらいの気持ちでいろの面をつくるようにするといいです。油絵の具は乾けば基本的に重ね塗りができます。むしろその重厚な感じを生かすといいです。

それから塗っていくとだんだん本来の絵の具のつやがなくなってくることがあります、その場合には、ルツーセをスプレーして描きかけでつやがなくなったときにつやをもどしてから描きはじめると描きやすいですし、絵の調子や色を確認できます。

色を塗り重ねるにつれて、つまり仕上げの段階に移るにつれて、 パンドルやリンシード
の割合を増やしていくとつやが維持できます。そのかわり、油がねっとりした感じがして筆が多少重い感じがします。

2015年12月21日月曜日

デッサン描き方のポイント

デッサンをするときにはポイントがあります。

ひとつはものを単純な形にで捉えることです。例えば人間の頭は楕円形や卵型、体は円柱、腕や手足も関節ごとに円柱とします。この際、指などの細かいことは気にしません。手全体で一枚の板のように捉えてかまいません。

これらの立体の比率は大切です。人体はある決まった比率を持っていることは以前このブログで説明しました。これらのパーツの立体をつなげたものを向いている方向や視点の高さから考えて、投影図として書いていきます。

単純な立体の組み合わせで、大まかな形が描けたら、それを滑らかにつないでいきます。向いている面をしっかり捉えることをポイントにします。

もうひとつは、明るさの違いをよく観察することです。必ず光がどの方向から射してくるか見極めて、明るさの段階ごとに面の明度を決めていきます。

鉛筆の濃さを変えていき表現するといいです。この明る差の違いを表現することができたら、もののもつ立体感を表現することができます。

この明るさの違いは、最初は一番明るいところと一番暗いところを見つけることから始めます。すると残りの部分はその中間の明るさになるはずですから、つながりを考えていけば、どの濃さにするか決めることができます。

わかりにくい人は立方体や球を描くつもりで、下の図を印刷して塗ってみてください。