2019年1月31日木曜日

モダンテクニック練習問題2

モダンテクニックに関する問題をさらに作りました。各技法の名前をその特徴とともに覚えましょう。

問1.次の問いに答えよう。

(1)木の木目、石のざらざらした面、皮の模様を紙の(①上 下)から鉛筆や色鉛筆などで塗ってその浮き出た模様を写し取る技法です。この技法をフロッタージュと呼びます。

(2)コラージュ
様々な模様や文字の入った英字の新聞、包み紙やポスター、カレンダー、写真、雑誌などの一部を(②模写して 切り取り)、貼っていき、一つの作品にする貼り絵をコラージュといいます。貼ったものの上へ、色を塗ったり、ニスやラッカーを塗ったり、絵を描いたり、文字を入れたりすると雰囲気が出ます。

(3)デカルコマニー
絵の具を紙に置いていき、(③乾いてから 乾かないうちに)折りたたんででできる模様を作品にします。こういった技法をデカルコマニーといいます。

(4)マーブリング
油絵の具や墨を平たい容器に入れた水に流しこみます。表面に棒などで( ④ )を描きます。流行したラテアートのようなふうに模様を描きます。水の表面に絵の具の模様ができますからそこへ紙を水面に置いてそっと引き上げますと、絵の具は紙のほうへ移し取られます。マーブル模様などが描けます。この技法をマーブリングといいます。

(5)スパッタリング
紙の上で、網目の模様の金網やプラスチックなどに、絵の具をつけた歯ブラシなどを( ⑤ )つけます。すると細かな飛沫になって絵の具が飛び散ります。この技法ををスパッタリングといいます。

(6)ドリッピング
紙に絵の具をたらします。(⑥乾いてから 乾かないうち)に、その絵の具に息を吹きかけたり、紙を傾けたりして流れる模様を描きます。偶然、様々な模様が描け
こういった技法を絵やイラストに加えると表現の幅が広がります。


答え ①上 ②切り取り ③乾かないうちに ④模様 ⑤こすり ⑥ 乾かないうち

2019年1月25日金曜日

色の対比の練習問題

色の対比に関して練習問題を作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢があるときには、正しい方を選ぼう。

さまざまな色は、組み合わせることで、単独の色とは異なる様々な効果が出てきます。

同じ色でも、背景に置いた色によって、感じる彩度、( ① )、色相が異なって見えることがあります。

色どうしの対比をここでは4つあげます。( ② )対比、色相対比、彩度対比、補色対比といいます。いずれもテキストや資料集などに出ていますから、具体例を見ながら読み進めてください。

補色対比を除く、残りの3つの対比では、それぞれ( ③ )色を同じ( ④ )で塗ったとしても、背景で、その色みや明度などが異なって見えます。

明度対比、色相対比、彩度対比については、いずれももとの色が(⑤同じに違って)見えます。

明度対比については、同じ色でも背景の明度が高い方が、明度が(⑥高く 低く)見えます。

色相対比については、同じ色でも背景の(⑦同系色 補色)が混ざるように、色相が変化して見えます。

彩度対比については、同じ色でも彩度の高い背景に置いたほうが鮮やかさが低く見えます。つまり相対的に彩度が(⑧上がる 下がるように見えます。

補色対比については上記の3つと様相が異なります。たとえば赤と青緑は補色の関係です。これは最も引き立てあって、コントラストが(⑨弱く 強く)、背景が鮮やかに見えます。それに対して灰色は、青緑の背景に置くと、わずかですが(⑩青 赤)っぽく見えてきます。


答え ①色相 ②明度 ③同じ ④面積 ⑤違って ⑥低く ⑦補色 ⑧下がる ⑨強く ⑩赤


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2019年1月20日日曜日

紙の加工の練習問題

今日は紙の工芸の練習問題です。

1.次の紙に関する文の( )に適当な語句を入れよう。

紙の長所をあげてみます。
*曲げたり、巻いたりすると力が加わっても元の形に戻る( ① )力を持たせることができます。
*曲げたり、折ったりすることで( ② )度を持たせることができます。たとえばダンボール紙の内側の構造などがそうです。
*加工の方法がさまざまあります。
*( ③ )いので持ち運びが容易です。

答え ①弾 ②強 ③軽

2.次の紙の加工に関する文の( )に適当な語句を入れよう。

紙をちぎる、はさみで( ① )る、細かく短冊状にするなど、形状に変化をもたせることができます。

また折り方には、( ② )折りと( ③ )折りがあります。これらを組み合わせる( ④ )折りなどで様々な形状のものをつくることができます。

紙に切込みを入れてから折ると開いたときに( ⑤ )して見える細工を施せます。これによって⑤して見える絵本や、カードなどを作ることができます。
 
和紙は繊維が( ⑥ )いので、和紙をちぎったものをはりつけていく( ⑦ )はお面や玩具などの民具に利用されています。

そのほかにも日本には扇子やうちわ、折り紙、障子やふすま、凧などさまざまな紙を( ⑧ )した日常生活で利用する紙製品があります。

答え ①切 ②、③(順不動)山、谷 ④じゃばら ⑤飛び出 ⑥長 ⑦張子 ⑧加工



2019年1月13日日曜日

レタリング練習問題

文字のデザインのレタリングについての練習問題です。

1.次の問いに答えよう。

(1)文字をレタリングする順序を、次のそれぞれの文の記号で答えよう。
 ①色をつける。
 ②わくを文字の大きさや配置、バランスを考えながら文字を描く。
 ③線描きしたものにフォントごとの特徴をとらえつつ、肉付けをする。
 ④枠の中に形とバランスを考えながら、線描きで文字の骨組みを描く。

2.「永」の字にはさまざまな点画がそろっています。このことを何といいますか。

3.「永」の文字を明朝体とゴシック体で、それぞれA,Bの枠の中にデザインしよう。
 (枠は省略)


答え(1)②→④→③→①(ポイントは、枠→骨→肉→色です。この順序を覚える)(2)永字八法(ポイント:1文字の中に、はらいやてんなどの点画がそろっています。)(3)明朝体:ゴシック体:


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