2019年6月18日火曜日

遠近法練習問題(その2)

遠近法について練習問題の追加ができましたので投稿します。

問1.つぎの文の( )に適当な語句を入れよう。


ある風景や物体について遠近法を使って距離感や空間の広がりを感じさせるように、平面を描くにはいくつかの方法があります。
1)一点透視図法
まず一点透視図法です。( ① )点となる点が水平線上のある( ② )点に集まっていく描き方です。

道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。( ③ )の「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。


答え ①消失 ②一 ③レオナルド・ダ・ビンチ




問2.つぎの文の( )に適当な語句を入れよう。

2)二点透視図法
次に1つの水平線の( ① )の端に消失点がひとつずつある二点透視図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

3)三点透視図法
三点透視図法は、(2)の二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに( ② )になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

4)空気遠近法
最後に空気遠近法。遠くのものは( ③ )い色ではっきりと描き、遠くにあるものは( ④ )い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。


答え ①両方 ②縦 ③濃 ④薄 



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