いま手元にある市販の美術の問題集をいくつか紹介しましょう。
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①中学美術をひとつひとつわかりやすく 学研教育出版
これは大きな文字やわかりやすいイラストで、美術の基本を説明しています。単元ごとに確かめの問題がほんの少しあります。問題は少ないので、概要をつかむ参考書として使用する場合におすすめします。
②中間・期末テストズバリよく出る全教科書美術(1~3年) 新興出版社
赤シートで隠しておぼえる「直前チェック」が各単元ごとについています。解答欄も付いているので書き込みもでき、その部分も何度も隠せば練習できます。そして期末テストなどの予想問題もついています。コンパクトに主要な内容を織り込んでいます。解答集の「考え方」はかなり詳しいです。
③教科書トレーニング美術1~3年 新興出版社
各単元ごとにポイントのまとめがありますが、( )での穴うめが必要です。まとめはこれ以外についていませんので、教科書やワークを見ながらまとめをする必要があります。解答集を見ながら、赤シートで隠せる色ペンで記入する方法に使えます。問題は最も豊富で何段階かあります。自分の段階に合わせて学習をすすめることができます。
④中学実技4科得点up問題集 受験研究社
実技4科目についてのポイントをついた問題集です。問題内容やレベルは充実しています。「解答編」の解説は詳しく、解答を得るための手がかりがわかりやすく書かれています。その一方で単元のまとめなどはありませんから、文字どおり「問題集」で、ひととおり学習した後の理解の確認などの用途向けといえます。
⑤10分間復習ドリル 実技4科 中1~3 受験研究社
10分間ドリルという名称のわりに、実技4科目についての問題は充実しています。解答編には解答のほかに、主要な問題にのみ解説が付いています。1枚ずつにはがして使うこともできます。急ぎたいとき、ポイントだけつかんでおきたいときには使えます。
⑥出るナビ 中学美術 学研教育出版
各単元の要点をまとめたポケット版の要点集です。各分野ごとにまとめられており、理解の確認用に赤シートが使えるようになっています。これだけでは問題演習は十分とはいえませんが、ポイントは網羅されていますので、他の問題集との併用が望ましいです。ポケット版ですので、どこでも携帯できますから、移動中のすき間時間など有効活用できます。
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