2019年3月2日土曜日

西洋の美術の練習問題

西洋の近代美術史が試験範囲の人もいるでしょう。まずは学校から与えられているプリントなどでよく学習してから、理解できているか以下の問題を解いてみてください。

1.次は西洋の近代美術に関する文です。( )に適当な語句を入れよう。

近代の美術は18世紀のフランス革命以降から19世紀のイギリスの産業革命の頃に大きく変化していきました。この理由は( ① )社会が成立してその社会が発展するにつれて美術も大幅に変化しました。

主にこの時代には美術は、( ② )主義、ロマン主義、( ③ )主義の3つにわけることができます。そして19世紀末の( ④ )主義へとつながっていきます。そして象徴主義や( ⑤ )主義の絵画へと変化していきます。

答え ①市民 ②新古典 ③写実 ④印象 ⑤後期印象

2.次の文はそれぞれ近代の西洋美術の絵画の各派(主義)に関する文です。それぞれの派(主義)名を答えよう。

18世紀の後半、フランスを中心に古代への回帰がみられました。とくに古代ギリシャやローマの美術の形式美や写実を重視する風潮がみられました。アングルの「オダリスク」などがその代表です。

18世紀末から19世紀にかけて、異国情緒や神秘的なものが好まれるようになりました。ヨーロッパを中心に広まりました。主の画家には「民衆を率いる自由の女神」を描いたドラクロワなどがいます。

実際の世界をありのままに描くことを重視する絵画です。クールベはその代表的な画家です。「波」などの作品があります。

パリの近郊のバルビゾン村で活動した画家集団です。農民の生活などをありのままに描きました。ミレーの「落穂拾い」が有名です。

屋外の明るい光を主眼に、周囲の情景を表現しました。モネ「睡蓮」、「印象・日の出」ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」などがその作品です。

印象派の画風をさらに個性的に発展させました。ゴッホ「ひまわり」、セザンヌ「サント・ヴィクトワール山」、ゴーギャン「タヒチの女」などです。

答え ①新古典主義 ②ロマン主義 ③写実主義 ④バルビゾン派 ⑤印象派 ⑥後期印象派


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