今日は美術を学習する際のポイントを3つあげます。
① 実技…うまくなくてよいから熱心にていねいに取り組む。提出日を守る。
② 授業…まずは出席。ポイントをよく聞く。授業態度や忘れ物に注意。
③ テスト…授業中のプリントやノートを中心に学習。
① 実技の取り組み方
まず、①の実技から説明しましょう。美術ですから絵を描いたりデザインしたり版画を作ったりします。
まずは熱心に取り組んでみることです。たとえば先生はスケッチだったら描く上でのポイントを前もって説明されるでしょうから、それを織り込むように描くテーマを決めます。
あとは一心不乱に描いていきます。
評価は興味を持って取り組んだか、テーマを理解しているかとか、ねらいの表現ができているかなどがポイントになります。
のびのび素直に表現すればよいですし、無理に細かく描く必要もありません。
現在の美術はうまいとかへたとかは評価の基準ではありません。大部分の先生はそこのところは十分把握されて先生をされています。
「熱心に興味を持って取り組む」これが何よりです。逆に乱雑なもの、提出遅れ、途中までしか進んでいないなどは評価が低くなります。
慣れてくると画面への配置や構成、構図、色使いなどを工夫してみましょう。新聞や広告の写真・デザインなど効果的な配置や色はどうしたら効果的かとか考えてみます。
それから、普段から身の回りの自然の形や色に注意を払って観察してみると、同じ木の葉でも日の当たっている部分と影になっている部分では緑色はどう違うかなど新たな発見があるはずです。
たとえば絵の具ひとつとってみても、緑の絵の具に茶色を混ぜると自然な木の葉の色ができるとか、油絵の具なら黄色に黒を混ぜると緑ができるなど面白いです。
一度、面白さがわかるとものづくりの好きな人は時間を忘れて没頭することもあるでしょう。
② 授業について
次に②の授業についてですが、まず学校に来れているならしっかりと出席します。
これはどの教科でも共通して言えることですがとにかく出席することです。
そして先生の話を聞いてみることです。
先生たちはその道の専門の大学をどなたも卒業して先生になっています。真剣に聞いてみれば結構面白いじゃんということもあるはず。
そういった専門を勉強された方のお話を聞けるわけですから、本来なら退屈しないはずです。
そして発表の機会があるならものおじせずに答えてみてください。きっとたいして構えるほどのことじゃなかったと気づくはずです。
話を元に戻しましょう。
③ テスト・試験について
③はテストでした。3番目に持ってきたのは、美術の先生によってはテストの評価の比率をそんなに高くしていない先生もなかにはいらっしゃるからです。
体育などのほかの実技教科についても、先生によっては出席と実技を重視している方もいらっしゃるようです。とはいっても平均よりは上のほうがずっといいですよね。
美術の試験は前もって試験範囲を指定されますから、その教科書や資料集のページや配られたプリントについてよく読んで理解し、練習問題などがついていればそれを解いてみて理解できるかチェックします。
忘れないようにそういった問題を何度か解いて定着を図ります。
特に練習問題をもっていないときは、市販の参考書や問題集を解いて確認します。
ポイントをつかみづらい人はこういった参考書などを入手するのもよいでしょう。
でも多くの美術の先生は、ご自分で板書されたりプリントなどを準備なさったりして、それを中心に試験を出されることが多いのではないでしょうか。
しっかりした先生ならば授業された内容からポイントをはずさずにテスト問題を作られるはずです。そうした資料から1学期のテストを参考にして自分で問題をつくってみて解けるかどうかやってみましょう。
どれもあたりまえじゃんというようなことじゃなかったですか。その通りです。
美術の学習の3つのポイントでした。
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