2016年1月6日水曜日

油絵の用具

最低限、油絵をはじめようと思い立ったら、画材店でコンパクトな画材セットを購入して使うとよいでしょう。
コスモス

これ自体が絵の具箱として携帯できますから、外で使う場合にも便利です。高校の美術の授業では油絵を取り上げるところもあるようですね。

中身は、
*絵の具(12色セット)
*ペインティングオイル(小瓶)
*油壺
*ペインティングナイフ(2種)
*二つ折りパレット
*筆(ブタ毛、34本)
*筆洗容器

などです。セットの種類によって内容物は多少違いますが、数千円出せば買えるものです。バラで買うとセールの時期以外はおそらく高くつくと思います。

当面これにキャンバス(裏に垂木をわたしてあるもの)を2,3枚持っていれば、描くことができます。消耗品として別途、筆洗液、ペインティングオイル(少し大きめの瓶入り)、テルペン油(瓶入り)、ルツーセ(スプレー缶)などがあるといいでしょう。

テルペン油はペインティングオイルがねっとりして描きにくい場合に少量加えると、絵の具の伸びがよくなります。ルツーセは描きかけでつやがなくなったときにスプレーしてつやをもどしてから描きはじめると描きやすいですし、絵の調子や色を確認できます。

キャンバスもキャンバス地を多めに買ってきておいて、木枠に自分で貼る練習をするといいです。ずいぶん安上がりにつくることができます。自分の描きやすい張り具合などを調整することができます。そのための道具も画材店に売っています。

室内、屋外で形式が違いますが、イーゼル(画架)があると、絵を描くとき高さを変えて据え付けて描けますので重宝します。これは油絵に限らず他の絵を描くときにも使えます。

外でスケッチが多い人は、クリップやコマで絵を内側向きに2枚を合わせておくと汚れませんし、持ち運びも容易です。

あとは古布(綿のものが使いよいです)をよく使います。画面の絵の具をふき取ったり、筆をぬぐったり様々使います。

あとはキャンバスに下書きをする際に用いる木炭もあるといいです。木炭は画面から落ちやすいので、フィキサチーフ(定着剤)をスプレーすると剥落(はくらく)しなくなります。







レンブラント 油絵具 ラグジュアリーボックス 16色 410847
油絵 カスタムN-2BSセット (パレット付き木箱)

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