2016年1月16日土曜日

木工品の塗装について

木工品の組み立てができたら塗装をして、表面の汚れや湿気を防ぎ美しい外観にしましょう。

木地みがき
塗装を前に木工品を紙やすり(サンドペーパー)で磨きます。紙やすりは木切れなどに巻きつけて、平らな面を作って使います。目の粗い紙やすりからだんだん目の細かいものにしていくと上手く仕上がります。

木の種類によってはこうしてやすりがけしても、穴やすじなどが目立つことがあります。その際にはとの粉で目止めをすると滑らかな表面にすることができます。水でゆるくといて布などで木地にすりこむようにします。余分なとの粉はべつの布などでぬぐって落とします。

下地作り
下塗りにシーラー(下塗り剤)で下地を作っておくと、仕上げに使う塗料が木地に吸い込むのを防げます市、塗料が塗りやすく滑らかに仕上がります。シーラーは木地と塗料の間に入り塗料がしっかりつき、しかも美しく仕上がります。したがってシーラーで下塗りすることで仕上げの塗料を節約できるわけです。

塗り
下塗りが乾いたら、目の細かい紙やすり(300番程度)で軽く磨いて、塗料のつきをよくします。仕上げに使う塗料ははけで中ほどの部分から刷毛を動かして塗ります。端から塗ろうとすると刷毛が、端の部分でしごかれて塗料がたれてしまうからです。動かす方向にはけを少しだけ傾けると上手く塗れます。塗りむらがないか確かめながら塗ります。

ニスを塗料の代わりとする場合には下塗り上塗りに分けて2度塗ります。塗料の場合と同様に、下塗りのあと300番程度の紙やすりで軽くこすってから上塗りをします。

0 件のコメント:

コメントを投稿