タイル画とはきれいな色の材質のものを使って、絵にすることです。材質は何でもいいです。ふつうはその色のものを集めて、同じ色のところに貼っていきます。
よく使われるのは、卵の殻です。
1.目玉焼きしたときの殻を大きいままよく洗い乾かします。そうして外側に好きな色を塗ります。アクリル絵の具が乾いたら水濡れに強いのでいいでしょう。ほかにもこうした貼り絵などに使える手で折れる色プラスチックの材料が、手芸やさんや画材店、最近ではハンドクラフトなどを扱う店にあります。
2.こうした彩りごとの卵の殻を大きく割り、仕切りのある箱などに分けて入れておきます。
3.まず下絵を描きます。最初はやさしめの画題を選んだほうが無難です。あまり細かい絵もはじめは避けたほうがいいです。しっかり輪郭線を描くようにします。閉じた輪郭線になるようにすると、卵の殻をおいていきやすいです。
4.絵の素材に合わせて、先ほど準備しておいたさまざまな色の卵の殻を色が出るほうを表にして、木工ボンドで貼り付けていきます。
5.このはりつけていく卵の殻はあまり小さく割ってしまうと仕事がはかどりません。根気のある人はいいですが、途中でいやになってしまうようなら最初から大きめの殻を使うことをおすすめします。
6.たまに遠くから見て、彩りやバランスをみて貼り付けます。できあがってくると、このタイル絵(貼り絵)の面白さがわかると思います。
7.プラスチック片を使う場合は高さが揃いますので、あいだにパテのような材質のものを埋めて平面に仕上げることが可能です。
わたしは姫路城を色プラスチックで描いたことがあります。何より達成感がありますし、思いのほかタイルならではの味わいが出てきます。
殻に塗る色を中間色にしたり、逆に原色にしたりすると雰囲気を変えることができます。
いろいろ工夫すれば面白い作品をつくることができます。額や写真立てに入れて飾るといいですし、額に入れてオリジナルのプレゼントにもいいですね。
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