2018年7月17日火曜日

日本の文化 盆栽づくりと鑑賞

はじめに


盆栽とは草や木を盆栽鉢に植えつけて品よく仕立てて眺め楽しむ趣味です。趣があり海外でも評価され、若い人々にも愛好家がみられます。自分の姿を小さくして盆栽の木を大木と見立て想像し、スケールの大きさを思い描くことのできる盆栽に銘品があります。経験が必要な面もありますが初心者なりの楽しみ方もあります。

盆栽をはじめてみよう
盆栽をつくってみたいと思ったらまずは初心者でもチャレンジできる植物から選びます。まず手始めに身近で盆栽を作っている人にたずねるとよいでしょう。するといくつかの候補となる植物を教えてくれるでしょう。

あるいは自分が育ててみたい植物をいくつか挙げてその中から選んでもらってもいいでしょう。失敗しにくいものを選んでくれるはずです。

多くの植物は盆栽に仕立てることができます。ます初心者ではある程度まで育てられた若木の盆栽を選択して育ててみるのがおすすめです。ある程度まで形が整っているはずですから、それなりの盆栽に仕上げる楽しみがあります。

まずはそのあたりから練習のつもりで作ってみるとよいです。するといろいろなことが盆栽には必要なことがわかってきます。生き物を育てるので、熱心に栽培するとそれなりにこたえてくれてかたちになっていきます。

盆栽をつくっていくとさまざmな植物が盆栽にできることに気づくでしょう。すぐれた盆栽は見る人を驚かせ、しかも独特の世界観を演出してくれます。しかも鉢とのバランスや品格などが感じられるものです。

何から準備するとよいか
盆栽を商品としている店に行くと目移りしてあれこれほしくなるかもしれません。でもそこはぐっとがまんして初心者のうちは無難なものを選択するほうが後悔しません。わからないときは初心者であることを店の人に伝えて、自分の興味の中から選んでもらうとよいでしょう。

たいていは店の人は丈夫で育てやすいものをえらんでくれるはずです。しかもただ買ってくるのではなく、その場でポイントになることを教わりましょう。水やりの回数や家のどこに鉢を置いたらいいのか、肥料はどうするのかなどです。

とくに冬場の置き場所、それから病害虫への対策などいろいろと悩みや迷うことが出てくるかもしれません。その点でも店の人と情報を交換し合うことはたいせつです。店の人もしっかり育ってほしいので、たいていのところは親切に教えてくれるでしょう。

育てていると植物の種類によって育て方や環境に対する影響の違いがあることに気づかされます。そして育てるうえでだいじなこと、ポイントになるコツがあることに理解が進みます。

それぐらい慣れてくると今度は盆栽の仕立て方、つまり剪定や植え替えなどもう一段階先のレベルに進んでいきます。

盆栽に関する情報の収集
最近では本やネットで盆栽の育て方や仕立て方などに関する情報が豊富にあります。それらの中から自分の興味に合ったものを選択して、それをしばらくのうちはよく学んで、忠実に再現できるかどうか育ててみます。

その途中では植物は病害虫に合うかもしれません。肥料の選択に迷うこともあるでしょう。それらに関しては状態を把握することが何より大切です。わからないときには自分で判断しないで、買った店に状態をつたえて相談するなり見てもらうなりするのがよいでしょう。

慣れないうちは気づかないでポイントをおさえきれていないことがありがちです。そのためさまざまなトラブルが生じることがあります。水のやりすぎや適合しない薬の投与などはありがちです。


丈夫な植物の場合にはかわいがり過ぎずポイントだけしっかりおさえた育て方のほうがよい場合もあります。生き物を育てるのですから最後までしっかり面倒をみることは植物でもたいせつです。

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