2018年7月21日土曜日

自然の色

スケッチをしていると自然には様々な色があることに気づくと思います。木の葉の色を見ても日が当たっているところと影のところでは色が違って見えます。また、日が照っている風景と、日が陰ってくもっている時の色もまたちがいます。

このように丹念に見ていくと画用紙の上にどのように表現しようかと迷うこともあります。

例えば、印象派の画家たちは、光の表現を色で行うことに苦心しました。

モネなどは同じ対象でも、時間によって陽の光には違いがあり、まったく印象が違ってきます。モネの絵を見ると、朝と夕では同じ積み藁(わら)でも色も表現法も違っています。

私自身、長い間自然の色を観察してきて、木々の葉の緑の色の多様なことに驚いています。それで様々な混色を試みてみたり、混色しないで、ある色のそばに違う色をわざと置いてみて、木々の葉のように見えないか工夫してみたりしています。

こうした工夫は水彩画だけでなく、油彩やアクリル絵の具でもできますが、それぞれの絵の具の特性により、また異なります。


したがって、自然の色を再現することは、とても奥が深く、やりがいのある作業だといえます。そういう意味では印象派の画家たちの仕事は完了したわけでも完成したわけでもないといえます。

2018年7月17日火曜日

日本の文化 盆栽づくりと鑑賞

はじめに


盆栽とは草や木を盆栽鉢に植えつけて品よく仕立てて眺め楽しむ趣味です。趣があり海外でも評価され、若い人々にも愛好家がみられます。自分の姿を小さくして盆栽の木を大木と見立て想像し、スケールの大きさを思い描くことのできる盆栽に銘品があります。経験が必要な面もありますが初心者なりの楽しみ方もあります。

盆栽をはじめてみよう
盆栽をつくってみたいと思ったらまずは初心者でもチャレンジできる植物から選びます。まず手始めに身近で盆栽を作っている人にたずねるとよいでしょう。するといくつかの候補となる植物を教えてくれるでしょう。

あるいは自分が育ててみたい植物をいくつか挙げてその中から選んでもらってもいいでしょう。失敗しにくいものを選んでくれるはずです。

多くの植物は盆栽に仕立てることができます。ます初心者ではある程度まで育てられた若木の盆栽を選択して育ててみるのがおすすめです。ある程度まで形が整っているはずですから、それなりの盆栽に仕上げる楽しみがあります。

まずはそのあたりから練習のつもりで作ってみるとよいです。するといろいろなことが盆栽には必要なことがわかってきます。生き物を育てるので、熱心に栽培するとそれなりにこたえてくれてかたちになっていきます。

盆栽をつくっていくとさまざmな植物が盆栽にできることに気づくでしょう。すぐれた盆栽は見る人を驚かせ、しかも独特の世界観を演出してくれます。しかも鉢とのバランスや品格などが感じられるものです。

何から準備するとよいか
盆栽を商品としている店に行くと目移りしてあれこれほしくなるかもしれません。でもそこはぐっとがまんして初心者のうちは無難なものを選択するほうが後悔しません。わからないときは初心者であることを店の人に伝えて、自分の興味の中から選んでもらうとよいでしょう。

たいていは店の人は丈夫で育てやすいものをえらんでくれるはずです。しかもただ買ってくるのではなく、その場でポイントになることを教わりましょう。水やりの回数や家のどこに鉢を置いたらいいのか、肥料はどうするのかなどです。

とくに冬場の置き場所、それから病害虫への対策などいろいろと悩みや迷うことが出てくるかもしれません。その点でも店の人と情報を交換し合うことはたいせつです。店の人もしっかり育ってほしいので、たいていのところは親切に教えてくれるでしょう。

育てていると植物の種類によって育て方や環境に対する影響の違いがあることに気づかされます。そして育てるうえでだいじなこと、ポイントになるコツがあることに理解が進みます。

それぐらい慣れてくると今度は盆栽の仕立て方、つまり剪定や植え替えなどもう一段階先のレベルに進んでいきます。

盆栽に関する情報の収集
最近では本やネットで盆栽の育て方や仕立て方などに関する情報が豊富にあります。それらの中から自分の興味に合ったものを選択して、それをしばらくのうちはよく学んで、忠実に再現できるかどうか育ててみます。

その途中では植物は病害虫に合うかもしれません。肥料の選択に迷うこともあるでしょう。それらに関しては状態を把握することが何より大切です。わからないときには自分で判断しないで、買った店に状態をつたえて相談するなり見てもらうなりするのがよいでしょう。

慣れないうちは気づかないでポイントをおさえきれていないことがありがちです。そのためさまざまなトラブルが生じることがあります。水のやりすぎや適合しない薬の投与などはありがちです。


丈夫な植物の場合にはかわいがり過ぎずポイントだけしっかりおさえた育て方のほうがよい場合もあります。生き物を育てるのですから最後までしっかり面倒をみることは植物でもたいせつです。

2018年7月14日土曜日

絵を見に行こう

夏休みです。街に出るのもいいですが、たまには美術館や博物館にいってみるのはどうでしょう。

日本のすごいのはどの都道府県でも基本的に有名な画家やよく知られた作家の作品が常設されている部屋があることです。

したがって皆さんが住んでいる近くの美術館(都道府県立のもの)では、そういった作家の作品を少なからず置いています。

この作品はここにあるのかというような発見もあります。有名な作家だけでなく、その地方に根ざした風土を丹念に追った作家も数多くいます。

そうした作品の中からお気に入りの一品を探すというようなテーマを決めてみると楽しみが増します。それから気の合った少人数の仲間とみるのもいいでしょう。その場で互いに感じたことを言い合えるのもいいです。


見終わると、何かしら元気をもらえますし、気分を新たにすることができます。「よし、明日もがんばろっと。」そう思える場所です。