2019年9月9日月曜日

鉛筆による素描の練習問題

鉛筆で物の形や質感を表現する素描の練習問題を作りました。

1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

身の回りには様々な色や形、材質のものがあります。それぞれを鉛筆を使って( ① )して書き分けることができます。

それには鉛筆による様々な描法を知っておく必要があります。

(1)明暗の調子
明暗の調子はまずは画面の中で最も( ② )いところを探します。そこを一番としたら、次は最も暗いところを探し出します。この2ヶ所については見つけやすいです。

そして今度はその( ③ )の明るさのところ、そして次に明るいところ、次に暗いところと5段階ぐらいで表してみましょう。

5段階でも相当に( ④ )の調子を段階的に現していることになります。じつはこの段階をいくつ細かく描き分けることができるか、練習によってそれを自然に明暗の違いとして表現できるようになってくるといいです。


答え ①素描 ②明る ③中間 ④明暗 


問2.次の文は素描により形を捉える方法について書いたものです。( )に適当な語句を入れよう。

( ① )図法を使って遠近法を正確に描くと、自然に画面上で安定な感じにみることができます。見る( ② )の高さによって三次元の物体の形は2次元の紙の上では雰囲気が違って見えてきます。

それでもそれぞれの物体はある形状をもっています。円筒形のものや円錐のようなものなど( ③ )な形に置き換えて画面に置き、詳細については後から修正するようにします。まずはこうして大まかな形をダイナミックに捉えることが大事です。

答え ①透視 ②視点 ③簡単(単純) 


問3.次の文は素描により立体として捉える方法について述べた文です。( )に適当な語句を入れよう。

物体の明暗を捉えることができるようになれば、形と明暗を組み合わせて様々な( ① )を表現することができるようになります。単一の光源であれば、その光が強く当たっている面の反対側の場所はもっとも( ② )なるはずです。

球であっても、最初にもっとも明るいところと暗いところをみつけてそれから中間の調子をとるように描いていくと( ③ )感を表現できます。慣れないうちは、球面では難しいので、( ④ )の組み合わせと考えて分割して明暗の調子を入れてみるといいです。

答え ①立体 ②暗く ③立体 ④平面  

問4.次の文は素描により質感を捉える方法について述べた文です。( )に適当な語句を入れよう。

ものは様々な( ① )のものでできています。またその表面の様子や、透明かどうか、反射はどうかなど、その質はさまざまです。

注意深く観察して、その質感のもつ特徴をつかみましょう。たとえば金属のきらりとした感じは、明るい点を入れると表現できるとか、ガラスの( ② )感は映りこむ周囲の様子を描きこむと表現できるとかです。

最初のうちはくしゃくしゃにした紙ですとか、布、ガラス、野菜や果物などで練習するといいです。それぞれのものが持つ( ③ )をどうやったら表現できるか、試行錯誤して自分の技術にしていきましょう。


答え ①材質(素材) ②透明 ③質感 

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