2018年12月4日火曜日

版画の練習問題(その2)

版画についてのリクエストが多いので練習問題をさらに作りました。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

(1)版画の種類
a( ① )版…輪郭線の周囲を彫り、彫らなかった部分にインクをつけ、版画に刷ります。この方式の版画には木版画、ゴム、紙の版画によく使います。

b( ② )版…輪郭線の部分を彫刻刀で彫り、その部分にインクを付け、版画に刷ります。この方式の版画にはエッチングやドライポイントに使われます。

c( ③ )版…油と水が混ざらないことを利用します。油の部分にインクを付けて版にします。石版のリトグラフなどで用いられます。

d( ④ )版…版につくった穴よりインクをを通して版画とします。シルクスクリーンやステンシルで用いられる技法です。

答え ①凸 ②凹 ③平 ④孔  

問2.次の彫刻刀の名前を答えよう。
a)細かな線やしっかりした線を彫るときに使われます。刃がVの字になっています。
b)太くて柔らかい感じに彫れます。
c)ぼかしたり、かすれたりするような表現ができます。
d)細い線を彫るのに使われます。刃の先がとがっています。

答え (a)三角刀 (b)丸刀 (c)平刀 (d)切り出し

問3.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

版木を彫っていくときには、きれいに彫れたかどうかチェックする方法があります。紙に鉛筆をこすりつけ、版木の模様を写し取り裏側から透かして見てみます。その様子からきれいに彫れたか、そして彫り残しなどがないか確認します。

( ① )刻:版画には輪郭線を残すようにして周りを彫っていく方法です。
( ② )刻:輪郭線を彫って周りを残す方法です。

陽刻は( ③ )い雰囲気になりやすく、陰刻は暗い様子になりやすいです。版木にインクをつけ、紙を重ねて紙の上からばれんを使って、紙の中心から円を描くように刷り、端に向かって四隅まできちんと刷っていきます。

答え ①陽 ②陰 ③明る









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