レリーフは浮き彫りともいいます。ほぼ平面に当たる面に形が浮き上がるように彫っていくものです。彫刻の丸彫りとは違います。
彫りの深さによって次の四つがあります。
(1)薄肉
(2)中肉
(3)高肉
(4)肉合彫り
それぞれ深さにちがいがありますが、(3)は最も丸彫りに近い形状です。(1)はほんのわずかに彫るだけで立体的に見えるようにします。(4)は平面を掘り下げるようにします。
レリーフで奥行きを表現する際には、なるべく立ち上がる部分を垂直に近くなるようにします。上の表面の部分はなるべく平らな平面にするようにします。
木の板でレリーフを作る手順について順番に書いていきます。
(1)対象になるものをよく観察してスケッチを描きます。
(2)木の板にスケッチを写します。
(3)背景を彫り下げるように削り、次に深くなる部分について彫ります。
(4)光のあたり具合で立体の様子に間違いがないか確かめ細かなところを仕上げます。
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