2019年4月8日月曜日

遠近感の表現法(図入り)

さまざまな絵を描いていて、遠い場所と近くの違いをしっかり表したいなときっと思うことでしょう。その技法について紹介します。図をようやく描くことができましたので、もう一度投稿します。


ある風景や物体について遠近法を使って距離感や空間の広がりを感じさせるように、平面を描くにはいくつかの方法があります。
1一点透視図法
まず一点透視図法です。消失点となる点が水平線上のある一点に集まっていく描き方です。

道路や街路樹などまっすぐに水平線のかなたに続く様子を表す際に用いられる手法です。レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」などはこの描法です。画集やネットで画像を見ることができたら見てください。中心にいるキリストの頭のところに消失点が来ます。

2二点透視図法
次に1つの水平線の両方の端に消失点がひとつずつある二点透視図法です。直方体の物、例えばビルや建物を描く際にはそのかたまりを表現しやすいです。立体感も感じやすいです。

3三点透視図法
三点透視図法は、(2)の二点透視図法にように1本の水平線の両方の端に消失点がひとつずつある上に、さらに縦になる方向にもうひとつ消失点があります。カメラのレンズを通じて見たように遠近感が強調されます。迫力のある立体感を表したいときに使います。

4空気遠近法
最後に空気遠近法。遠くのものは濃い色ではっきりと描き、遠くにあるものは薄い色でぼんやりと描くことで遠近法を出します。ルネッサンスの時代にはレオナルド・ダ・ビンチが研究したといわれています。実際に「モナ・リザ」の背景に使われています。

この4つを図法をおもに中学校で習います。(4)については習わないこともありますが、趣味で絵を描く場合にはぜひ取り入れたい手法です。



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中学 実技4科 得点UP問題集: 内申書で差がつく (中学得点UP問題集)

2019年4月5日金曜日

絵を描く道具

絵を描くには様々な用具があります。今日はおもな筆やペンについて紹介します。

鉛筆

まず、デッサンやクロッキーを行うとすれば鉛筆を使うことが多いと考えます。2B~4Bぐらいのやわらかめの鉛筆がデッサンには向いています。

消す際にはプラスチック製の消しゴムや練りゴムを使います。練りゴムとは形が変えられる消しゴムです。デッサンと言えば、本格的には木炭(木を蒸し焼きにして炭にしたもの)で描くことがあります。そして消す際にはパンの白い部分を使うこともあります。

鉛筆で描く際には、クロッキーの場合には短時間(数分~数10分間)で描きますからあまり細かい形にはこだわらず、大まかに大胆に描くようにします。その際に鉛筆を水彩筆をもつようにして描きます。

鉛筆は太さや濃さを自由に変えることができますので、様々なスケッチに用いることができます。色の濃淡や調子、物の材質感なども表すことができます。

ペン

ペンは細書き用のペンをよく用います。消すことはできませんから、鉛筆以上に思い切って描くようにします。影の部分や暗い部分には斜線を引くなどして濃淡で表します。硬い感じの細い線になります。

材質として竹や木を使った竹ペンや割りばしペンなどもあります。その場合にはインクをつけながら描きます。

パステル

幼稚園や小学校でよく使ったクレヨンは、油などで顔料を練って固めて使いやすくしたものです。それに対してパステルは顔料に少量だけアラビアゴムを加えてあります。したがって、パステルは紙にのせても鮮明な色がそのままのります。しかし、剥落しやすいので定着させる必要があります。紙の上で重ねたり、塗ったり、ゆびでこすったりすることが可能です。

独特な味のある線が得られます。

習字用の筆や水彩用の筆だけで、絵を描くことができます。水をしみこませてにじませたり、ぼかしたりさまざまな技法を使うことで、思いがけない効果を得ることができます。慣れてくるとあらかじめ、予想されたようににじませたりぼかしたりすることができるようになります。


濃淡や太さを自由に変えることができます。一般にやわらかい線が得られます。

2019年4月1日月曜日

粘土で作る

粘土でさまざまな立体を作ることがあります。例えば「手」、「頭」や「人物」などの像をつくることがよくあります。その作り方の概要を説明します。

粘土で様々な像を作るには、けっこう粘土は重いので、その重さに耐えるために心棒をつくり芯にします。心棒には針金を巻いたり、木材を立てたりしてつくります。しっかりした台にこれらの心棒を固定します。

いずれにしても心棒にはしゅろ縄をぐるぐると巻いて粘土がつきやすくしておきます。

針金を心棒にする場合には、でき上がりを考えて大まかな形に針金を曲げておくことで、形をつくりやすくなりますし、粘土もつきやすくなります。木材の心棒の場合には細かい形にこだわらなくてよいです。

粘土をつけていく際には全体の大きな形を捉えてつけていきます。その際にバランスを大事にします。そして少しずつ細かなところに視点を移しつつ、粘土を余分につけたり削ったりして仕上げていきます。

その際にも全体の大きなかたまりをたえず離れた位置から確認して、バランスが取れているか確認します。像の動きや生き生きした感じが大切です。

それでは次の粘土で像を作ることに関する練習問題を解いてしっかり理解していきましょう。

1.次の粘土の像を作る手順(1)~(5)について順番に数字をならべよう。
(1)心棒にしゅろ縄を巻いていき粘土を付着しやすくします。
(2)心棒には針金や木材を台に打ち付けてしっかり固定します。
(4)対象をよく見てスケッチをします。
(3)いきいきした動きのある様子を大切にしながら細部に粘土をつけていきます。
(5)大まかに全体を見ながら粘土をつけていきます。

答え (4)→(2)→(1)→(5)→(3)



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