人物のクロッキーをするときは例えば10分間ポーズをしてもらって、そのポーズの特徴をつかむ練習をします。
細かいところは気にせず、人体の大まかな形の特徴をつかんで描きます。
コツとしては頭の大きさを決めたら、そのほぼ5~6つ分の体の部分があります。したがって頭を大きく描きすぎると全身を紙の中に収めることができません。
形がとりにくいときは、まず頭からちょうど布をかぶったように線をとります。その中に人物がいるようなイメージです。布が当たっている部分は飛び出ている部分です。
頭のてっぺん、肩、腕の一部などが布が当たる、つまり飛び出ている部分です。
それから腕の長さは両腕を横に広げた長さがちょうどその人の身長と同じ長さです。
こういった体の各パーツの長さをつかんで知っておくと便利です。
目や鼻などはその位置だけで、細かな部分はクロッキーでは描きません。
続けて練習していると、徐々に人物をかたまりで捉えることができるようになってきます。
そうなると時間を短くしていき、3~5分ぐらいで同じものが描けるようになってきます。
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