2016年2月13日土曜日

イラストを色鉛筆で描く

手っ取り早く、お金も手間もかけずにイラストを書いてみたいという方には色鉛筆画がおすすめです。
スイセン

私も最初は色鉛筆かぁと、少しマイナスイメージに近いものを持っていましたが、描いてみると結構奥が深いことがわかってきました。

もちろんデッサンやクロッキーの基本を行いつつ行ったほうが、自分の思うように描けるようになるのには近道でしょう。しかし、自分の想いを自由に描くのであれば、多少の絵のゆがみや矛盾をあまり気にしないで、好きなだけ時間をかけて描くことができます。

色鉛筆画のコツは、最初はうすい鉛筆で下書きをするといいですが、その後は気に入った色でその下書きをなぞるように、あるいは、色の面を作っていくように、極めて薄い色を塗り重ねていくことです。

以下のようにさまざまな色の色鉛筆について、ぼかしたり、重ねたりの練習をしてみるとどのくらいの調子で置いていくとよいかつかめるようです。


いきなり濃い色を置くことはかえって元に戻しにくいこと(ある程度消しゴムで消せますがなるべく使わないで描きます)になりがちです。したがって、薄過ぎるかなあというぐらいがベストです。そして気に入った色あいや組み合わせ、雰囲気が出つつあるようなら、次第に濃い色を重ねていきます。

色の濃淡もそうですが、明暗についてもそうです。いきなり暗い色では、調子の段階をとりにくくなりがちです。明るい色からだんだん暗い色に(しかも最初は薄めに)していくとうまくいくようです。

こうして描いた一例です。



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