2017年6月25日日曜日

水彩画の技法

水彩画には大きく分けて2通りあります。

ひとつは透明水彩です。皆さんが小学校以来やってきた描き方だと思います。それに対してもうひとつは不透明水彩です。こちらのことをグワッシュともいいます。

透明水彩は、絵の具を重ねると、最初にぬったほうの色が透けて見えます。

これに対して不透明水彩では、下にぬった色は見えなくなり、重ねて色をのせていくことができます。

アクリル絵の具やポスターカラーは適切な濃さでぬっていくと、不透明水彩として、乾かしながら重ね塗りしていくことができます。特にアクリル絵の具はいったん乾くと水に溶けなくなるので、重ね塗りが必要なときにはこちらがよいです。

重色
水彩絵の具は乾かしながら普通は塗っていくと色がにじみません。この塗り方を重色といいます。絵の具の濃淡を変えて重ねることができます。さらに地の色を変えると色みが変化します。

混色
もともと絵の具のチューブに入っている絵の具を混ぜて使うことを混色といいます。混色することで、中間色にあたる色を作り出すことができます。混ぜる比率を変えることで、その中間色の色みを変えることができます。

ただし、あまりに多くの色を混ぜると彩度が低下してしまいます。彩度を落としたくないときには点描で描く方法もあります。

水彩画の技法

点描
様々な色の点で絵を描いていく描法を点描といいます。

ドライブラシ
乾いた筆に、濃い絵の具をつけて、紙の上でかすれさせて描く描法をドライブラシといいます。

ぼかし
絵の具を紙に置きます。その絵の具が乾かないうちに、水をつけた別の筆でそのそばをなぞると、色の濃淡のグラデーションをつくることができます。これをぼかしといいます。

にじみ
紙に水か絵の具を置きます。それが乾かないうちに、べつの筆に違う色(濃さ)の絵の具でそばをなぞります。すると色が混ざり合う模様が生じます。これをにじみといいます。

洗い出し
いったん紙に絵の具を置いた後、水を含ませた筆や布などで絵の具をすくい取ります。これを洗い出しといいます。

時間のある人はいわさきちひろの描いた作品をごらんになると卓越した水彩の表現の素晴らしさを楽しむことができます。



PR
中学まとめノート 実技4科: 書き込むだけで得点UP!

0 件のコメント:

コメントを投稿