2017年4月10日月曜日

影のつけ方

デッサンは、対象のものの形と質感、場合によっては色の違い、光の反射の具合などさまざまな要素があります。見えた通りに描く、正確に描く上ではいくつかポイントがあります。

光はふつうは、ある方向からさしてきます。部屋の中で描くにしろ、人工光源や自然光を取り入れた方向から光が差し、その反対側に影ができます。

したがって、丸い球を対象にした場合、最も明るいところを白に近い色として、その反対側の影になるところに鉛筆の線を多く入れることになります。

でもその球が、真っ黒な色の球だったらどうでしょう。その場合には材質によります。表面がつるりとして光を反射していれば、やはり、光が最も明るいところは、白っぽくなり、影の方はより黒くなります。

逆に同じ黒色の球でも、表面がざらついている材質ならば、その光が当たる部分はあまり白っぽくなく、周りと比べて少し黒味がうすい程度にえがくことになるでしょう。

そして表面が滑らかで光を反射しやすい金属の球ならばさらに複雑なことが起こります。もちろん光がもっともあたるところは明るくなります。

しかし光源の形を歪んでその球の表面に小さく描くことで、表面が金属光沢をもつようにあらわすことができます。

その周りにもその部屋においてあるもの、場合によっては描いている本人もその球の表面に描かれることになります。


こうした表現を忠実に行うことで、デッサンはよりリアルになります。ただ写真と違って、より強調したり、描く人物の個性が現れたものになります。

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