2017年1月31日火曜日

静物の描き方

静物とは果物や花、本などのようにその場で動かないものを示します。こういったものを対象にした絵を静物画といいます。
バラ

外に出かけていって描くことになる風景画や動く人物画と比べると、対象となる静物がじっとしてくれていますし、手に入りやすく室内で描くことができます。したがってじっくりと取り組む相手としてふさわしいものです。しかも組み合わせることで、画面に立体感や奥行き、リズム、安定感などを出すことができます。

こういった表現は自由ですので、自分で工夫することで様々な静物画の様式を学ぶことができます。

静物画の描き方のポイント
中央に大きく描く…存在感を示すことができます。
きまりにしたがって並べる…リズムや視線を誘導することができます。
複数を並べる…りんご1個ではなく複数個を並べることで、リズム・奥行き・広がりなどを持たすことができます。
数多く並べる…モチーフ(素材)になるものを様々数多く画面に置くことで、空間の広がりやにぎやかさを表現できます。

上にあげた意外にも様々な素材を組み合わせることで、質感の違いや形の面白さを際立たせることができます。

それからそうした対象を画面にどのように収めるかも選択できます。
画面に小さめに入れる…空間を生かしたい表現の場合。他にも対象を加える場合。
画面の大きさに合わせる…最も標準的で対象をストレートに表現できる。
画面から一部がはみ出る構図…迫力が感じられ、主張したい部分を際立たせることができます。
静物の一部をとりあげる…ポイントやアクセントにするねらい。本のカットなど。

そして同じ対象でも見る高さや向きによって素材の表情が変わってきます。高い位置から見ると、その素材を説明するような構図になります。正面からですと重厚な落ち着いた印象、正式なイメージが得られます。左右斜めから見ると、画面に緊張感が出て、動きや感情を織り込むことがしやすくなります。水平の位置から見ると、素材を客観視して突き放し、その空気感を表すような感じになります。



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